外国為替取引
私たちが海外旅行するとき、日本円から旅行先の外国の通貨に両替をしますよね。
このとき、日本と外国との通貨間での交換比率(為替相場)を元に通貨の交換(売買)をしています。
これを外国為替取引と言います。
為替相場は常に変動していて、この変動を利用して通貨を売買すると差額が生じるので、これを利益として得ることができます。
例えば、為替相場が1米ドル当たり100円のときに1000円を米ドルに両替すると10米ドルになります。
後日に為替相場が1米ドル当たり110円に上昇して先の10米ドルを日本円に両替すると1100円になります。
このとき、為替相場の変動により差額で100円の利益を得たということになるわけです。
ただし、実際は1米ドル当たりの日本円が1円動くだけでも簡単なことではなく、上述の具体例でさらっと出しましたが、10円も動くともなると何らかの特別な事情がない限りさらに難しくなります。
よって、生活できるレベルの万単位の利益を得ようとすると膨大な資金が必要となってしまいます。
そんな資金を運用できる人は限られた金持ちだけだと諦めてしまいますが、この夢を叶えてくれるのがFXというシステムになります。
FXはレバレッジを効かせる為替取引
FXはforeign exchangeの略で、証拠金を担保としててこの原理(レバレッジ)を効かせて小さな資金で大きな資金を動かして為替取引を行うことで利益を得るシステムです。
よって、FXは別名で外国為替証拠金取引と呼ばれていています。
FXではレバレッジにより大きな利益を得ることができるメリットがある一方、裏を返せばやり方を誤ると一発退場で大金を失う危険があるデメリットがあります。
FXはギャンブルではない
世間ではFXで大金を稼いだというより大金を失って人生が狂ったという話の方がよく耳に入ってくるため、大多数がFXに対しては悪いイメージが強いと思います。
ですが、FX自体はあくまでツールで世間一般で言われるような決して悪いものではありません。
悪いものであれば世界中で禁止されているはずです。
そして、FXは根拠を持ってトレードするものです。
FXはギャンブルだとよく言われますが、ただ何となくな感覚だけで為替相場の動きを追ってトレードするからギャンブルと同じになってしまうのです。
FXは決して簡単ではなくひたすら修練が必要なものではありますが、自分でルール作りをしてきちんとそれを守れば稼げる取引であることは間違いないと今では思っています。