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ロングとショートの有利不利

ロングとショートの有利不利は通貨ペアによる

ロングとショートはどちらが有利でどちらが不利なのか。

一般的には市場の相場が上がることを期待して大衆がロングしますので、ロングの方が有利と言われています。

しかし、FXにおいては通貨ペアの組み合わせによって通貨の強弱や政策金利の動向等の様々な条件な異なるため、各々の通貨ペアで判断する必要があります。

よって、以降では米ドル/円を例にお話しをしていきます。

話にスワップポイントが絡んできますので、この言葉を初めて見たという方は過去の記事をご一読ください。

米ドル/円ではロング有利

米ドルは世界的な基軸通貨であり、米国の金利は日本よりも圧倒的に高いです。

よって、米ドルの信用度、そしてロングを長期間持つほどスワップポイントでの利益が継続して発生するため、米ドル/円ではロングが有利と言われています。

ただし、ロングが有利と言っても、当然下降トレンドで大きな含み損を抱えるのはNGなので、相場に応じて適切にポジションを持ち、逆行したら損切することが重要です。

米ドル/円ではロングが初心者推奨

ロングは動きがゆっくりなので利確は落ち着いて判断することができます。

また、ロングポジションを保持し続けるとスワップポイントでの利益が発生します。

万が一、損切タイミングを失ってしまい長期間決済できずにいても、その間はスワップポイントでの利益が入ってきますので精神的には幾分楽ではありますが、これを推奨するものではありません。

以上、初心者にはロングが推奨となります。

しかし、反転して下落が始まると短時間で一気にロングポジションから離されてしまい含み損が急増する可能性が高いのできちんと損切することが最大の注意点です。

米ドル/円ではショートは中級者以上推奨

ショートはロングよりも短時間で大きく稼ぐことができます。

しかし、ショートの大きな特徴として急激に下落するとショートカバーという急激な買い戻しによる上昇が発生します。

相場状況によってはその勢いのまま上昇トレンドに転じてしまうことがあるので注意が必要です。

よって、ロングよりも難しく素早い対応が求められます。

また、ショートポジションを保持し続けるとスワップポイントでの損失が発生してしまいます。

万が一、損切タイミングを失って長期間決済できずにいると、含み損とスワップポイントでの損失のダブルパンチでかなり精神的に辛くなります。

よって、ショートで含み損を抱え続けることだけは絶対に避けないといけません

以上、ショートは中級者以上向けとなります。

この記事を書いた人

FXを始めて二年目のおっさんトレーダーです。なんとか月に100pips前後は取れるようになりましたが、200pipsを目指して日々奮闘中です。

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